ドロップシッピングで売れる商品の見つけ方
ドロップシッピングの仕組み
ネットで売れる商品とは
ネットで検索されない商品は売れない
欲しいものがあったとき、あなたはまず何をしますか?とりあえず、ネットで調べてみるという人がほとんどではないでしょうか。つまり、ネットで売れる商品は「ネットで検索されることが多い商品」となります。
DSPで取り扱っている商品には、さまざまな種類があります。しかし、商品の中にも売りやすい商品とテクニックがないと売れない商品が存在します。例えば家具、文具、ファッションなどのジャンルは、ブランド名が浸透していない限り、探しようがないため、まず知ってもらうための工夫が必要です。
一方、有名ブランドの知名度が高い商品は、検索に引っかかりやすく売りやすいものの、競争相手が多く、数あるショップから選んでもらうのに苦労します。つまり、ドロップシッピングでは、「ネットで売れる商品の中から、できるだけ競争相手の少ない商品を探す」ことが、成功の近道となるのです。
検索キーワードから売れる商品を探す
検索連動型のAdWordsやスポンサードサーチを利用すると、どんなキーワードで、ひと月に何回検索されているかを見ることができます。検索されている回数が多ければ、それだけ探している人が多い商品ということになります。
Googleで検索された回数の多いキーワードを調べるには、Google AdWordsのキーワードツールを利用するとよいでしょう。検索数からマーケットの大きさを知るだけでなく、関連して検索されるキーワードも調べることができるので、商材を絞り込むときに便利に使えます。
例えば「ミネラルウォーター」というキーワードで検索してみると、関連したキーワードがずらりと表示されます。なかでも、「ミネラルウォーター+宅配」や「ミネラルウォーター+通販」の検索数が多く、ネット通販でミネラルウォーターを探している人が多いことがわかります。「ミネラルウォーター+ブランド名」でも検索されていますが「コントレックス」「ペリエ」が非常に多く、「富士ミネラルウォーター」は、圧倒的に少ないことがわかります。このように検索数を見ると、どの商品がどれくらい売れそうだということが、ある程度予想できます。
ネットで売れる商品の条件を分析しよう
ヒット商品はかならず7つの条件のどれかにあてはまります。商材を選ぶとき7つの条件のどれかに当てはまるか考えてみると、商材選びのコツがわかってきます。
必需品、消耗品 | 食料品、飲料水、プリンターのインクカートリッジなどの必需品で、なおかつ消耗品という商品です。不況の影響で、まとめ買いで少しでも安くという顧客が増えています。 ネット通販ならまとめ買いで安く、配送もしてくれるというメリットがあります。また、帰宅が遅くお店に足を運べない人でも、ネットで購入するケースが多い商品です。 |
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重いもの | 持ち帰る手間や時間と比べて、ネット通販の方がメリットがある商品の場合は、購入される確率が高くなります。 |
近くで買えないもの | 地方の名産品のお取り寄せが代表格です。店舗が近くになくて買えない商品や、交通費をかけて行くより安い場合に、ネット通販が利用されます。 |
店頭で買いづらい商品 | アダルト商品、痔の薬や毛生え薬など、店頭でかうのが恥ずかしい商品です。 |
どこで買ったらいいかわからないもの | 防災用品などは、防災の日でもない限り、専用の売り場が設けられることはありません。そのため、ネットで検索して購入することが多くあります。 |
テレビや雑誌で話題の商品 | テレビで紹介された商品を、名前を覚えているうちに、携帯で検索してその場で購入、ということがよくあります。 |
手に触れなくても納得できるもの | ブランドの正規品など、名前を見ればその価値がはっきり判断できるような商品が売れます。この場合、いかに安く売るか、お買い得と思わせるかが勝負所です。 |
「必要なもの」と「欲しいもの」の観点で商材を見る
「必要な商品」なのか「欲しい商品」なのかという視点で商材を選択することも重要です。必要な商品とは、プリンターのインクカートリッジや調味料、ペットフード、レトルト食品や飲料水などです。まとめ買いで安く、買い置きしておきたい商品は、一度購入して気に入ってもらえば、リピート買いが期待できます。
ドロップシッピングでは、常連を上手くつかまえて、安定した収益が上げることが重要なので、リピート買いされる商品はオススメです。
一方、ファッション、ダイエット食品・器具などは、顧客の欲望を満たす商品です。これを買えばどんなことが実現できるか、例えば、合コンで一番人気、たった1ヶ月で-5kg達成したとポイントを伝えることができれば、売れる商品になります。
つまり、商材それぞれに売り方のパターンがあるのです。そのパターンを把握すると、商材選びがぐっと楽になります。