ドロップシッピングショップの基本設定

ドロップシッピングの基礎知識

ショップを作る

もしもドロップシッピングの「超できすぎくん」を使う

もしもドロップシッピングでは、ショップ作成ツール「できすぎくん」と「超できすぎくん」の基本的な使い方を紹介します。なお、ショップの制作には「NINJA TOOLS」のアカウントが必要になるので事前に取得しておきましょう。

ショップに商品を登録する

新規ショップができあがっても、この状態ではまだ商品が1つも登録されていません。次は売りたい商品を探し、ショップに登録していきましょう。ブログのようにHTMLソースを貼付ける必要はありません。ボタンをクリックするだけで、簡単に登録することができます。

トップページの編集とアップロード

個別の商品ページができたら、次はトップページの編集です。ショップの顔となるページですから、扱っている商品の中でも、特におすすめの商品を並べます。商品を並べたらアップロードしてページを公開します。アップロードするまでは、作ったページを見ることができません。

DSPによってカスタマイズの方法も異なる

DSPによって、サイトのカスタマイズ方法は異なります。ここでは、もしもドロップシッピングとリアルドロップシッピングを例に紹介します。

「超できすぎくん」はカスタマイズが限定的

もしもドロップシッピングの「超できすぎくん」で調整できる範囲は、非常に限定されています。基本的には作成したときと同じ、テキストの修正および、商品紹介の画像の変更と入った程度の修正しか行えません。
なお、作ったページのHTMLソースをダウンロードして直接修正できますが、HTMLの知識が必要になります。

テンプレートでオリジナルサイトを作る

ホームページ作成ソフトを使えれば、テンプレートを使って簡単にオリジナルのサイトを作ることができます。オリジナルサイトを作成すると、DSPの制限を受けずにすむのがメリットです。

商用利用可、低料金のテンプレートを使う

ネットショップやドロップシッピング向けのテンプレートを配布しているサイトがあります。無用テンプレートサイトのNikukyu-Punchでは、著作権表示をしていれば、無料でテンプレートが使えます(500円の使用料を払えば、著作権表示を消すことができます)。

フリーの素材サイトから流用

ネットショップでよく使われるアイコンを配布しているサイトもあります。アイコンなどのパーツをオリジナルで作るのは手間がかかるので、こうしたパーツを利用しましょう。国内だけでなく海外のサイトでも、ネットショップ向けのアイコンなどのパーツを配布・販売しているサイトが多くあります。無料、商用利用可のものを上手く活用しましょう。

特定商取引法に基づく表記は必須

ネットショップを含め通信販売を行う事業者には、特定商取引に関する法律によって、運営の責任者である事業者の名称や法人名、住所、電話番号などの表示義務があります。ドロップシッピングもネットショップと同じ法律の規制を受けます。

DSPによって異なりますが、もしもドロップシッピングやリアルドロップシッピングのような初心者向けのDSPでは、DSPが販売の責任者になるので、DSPの会社名や連絡先が表示されます。ドロップシッパーには表示義務はありません。

ドロップシッパーは多くの場合、自分で商品を仕入れて実際に触れることはほとんどないため、トラブルや事故があった場合、責任を取ることができません。そのため、DSPが販売の責任者になって、決済、返品やクレームの責任を負うからです。

一方プロ向けのDSPでは、ショップオーナー自身が販売責任者になることがあります。この場合は、通常のネットショプと同様、自分の氏名や住所、その他、法律で定められたことを明記しなければいけません。

スムーズにお買い物ができる情報を掲載

初めての顧客も安心してスムーズに買い物ができるよう、お買い物の流れや発送までの時間、決済方法(カードや代引き、銀行、コンビニ払いなど)、配送料などの必要な情報は、わかりやすいところに掲載しておきましょう。これらの情報は、どのページからでもアクセスできるように、フッターにおいておくと良いでしょう。DSPでは、お買い物の流れや決済方法が確認できるページへのリンクを配布しています。
これをブログやホームページのテンプレートに貼付けましょう。

ショップを訪れる人は、ネット通販に慣れた人ばかりとは限りません。商品を選択してカートに入れて決済をするまで、ネット通販初体験の人でも買い物ができるくらい新設丁寧に説明しましょう。

顧客とのコミュニケーションを深める

DSPが販売責任者になっている場合は、商品の問合せはDSPで受け付けてくれます。そのため、本来は顧客の問合せに対応する必要はないのですが、あえてメール送信フォームを設置して、コミュニケーションを図るのも1つの方法です。ブログのコメント機能を使ってもいいでしょう。

また、アンケートや投票という方法もあります。無料で使えるFC2投票などの投票サービスがあるので、商品に関する興味など、なんでもアンケートをとってみましょう。顧客はクリックするだけで気楽ですし、アンケートの結果を公表することで集客も期待できます。顧客がどんなことに興味を持っているのか、市場調査にもなります。

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